学園前アートフェスタ2018

当団体が企画制作・統括マネジメントを担当する「学園前アートフェスタ2018」が11月3日(土)からスタートいたします。

当団体の「学園前アートフェスタ2018」での業務は主に以下となります。
・地元運営団体の補助(書類作成、運営体制アドバイス/広報等)
・現代アート部門コーディネート(作家招聘、ステートメント制作等)
※前川俊介氏と共同コーディネート
・デザイン物制作補助(デザイン提案、情報総括等)


以下、今回の展覧会にあてたステートメントです。

“学園前アートフェスタ”は地域の魅力を見つめ直し、積極的に世代交流を行うことで街を育てる「街育」の推進を目的に2015年度にはじまり、今年で4度目の開催を迎えました。

今年のテーマは住民自らで選定した「イマ・ココ・デアイ」です。かつて森であった土地が切り開かれ、学園と駅が設立され、高級住宅地として発展した学園前。時代と共に景色は変わり、人々の生活も変化しました。地域の祭りは消失し、生活の効率化が進む中で便利なことが増えた分、顔を合わせたコミュニケーションの機会は減少し、他者との関係性は簡素化しています。世界を見つめると、ダイバーシティ(多様性)の重要性が叫ばれていますが、宗教問題・LGBT問題・貧困差別など、他者を理解する機会の喪失を原因とした世界的分断が一層進んでいます。

今年度の新しい試みとして、地元住民・子ども・障害者・アーティスト、すべての表現者が同時に等しい環境で展覧会を開催しています。象徴として、招聘作家の吉永朋希は地元住民の作品をリスペクトし、オマージュした新作を制作しました。大和文華館 文華ホールでは、美術家・陶芸家の嶋田ケンジと福祉施設で活動する伊藤樹里のコラボレーション展示に挑戦しています。表現における境界線を無くした本芸術祭を体感していただき、表現の多様性から他者を知る機会や、新しいコミュニケーションが生まれることを願います。

また、今回の招聘作家6名は、日々の営みから表現を見出す者や、過去から未来へと時の流れを表現する者が集結しました。学園前の「イマ」、そして私たちの「イマ」を反映した作品と向き合う中で、自分自身の日々の営みについて振り返り、過去、そして未来を丁寧にじっくりと見つめる時間を持っていただければ嬉しく思います。

本展の開催にあたり多大なご協力をいただいた学園前自治連合会の皆様をはじめ、ご支援を賜りました関係各位に心より御礼申し上げます。
最後になりましたが、生前より学園前アートフェスタへ多大なる御理解を賜りました六代目淺沼組社長 淺沼健一氏へ本展覧会を捧げます。


活動詳細は、Blogでも更新しております。
合わせて御覧ください。