代表理事 飯村が日本アートマネジメント学会第19回全国大会にて開催された「オモロい「コト」のつくり方 ―アートマネジメントって仕事になるん?」と、「アートプロジェクトの可能性と未来―オリンピック・パラリンピック2020以降を見据えて」というシンポジウムにゲストとしてご招待いただきました。「奈良・町家の芸術祭 はならぁと」の事例を中心に、自身のアートマネジメント活動について発表し、素敵な登壇者の皆様方と共にセッションさせていただきました。


「オモロい「コト」のつくり方 ―アートマネジメントって仕事になるん?」登壇の様子

吉澤弥生(共立女子大学 准教授)さんの、アートマネジメントの雇用の実情調査発表からはじまったシンポジウム。低賃金や長時間労働等、今日本が抱えている雇用問題を凝縮したようなアートマネジメント現場の実情を知る機会となりました。今後、日本のアートマネジメント・アートプロジェクトがオリンピック以降も質を維持し継続していくためには、人材の育成や繋ぎ止めが何よりも大切です。我々「はなまる」でも、特にアートマネジメントの現場で働く/働きたい女性の支援活動をしていきたいと考えています。
一緒に登壇したお二人のパネリストの面白い経験や活動に大変刺激を受けました。ありがとうございます。

「アートプロジェクトの可能性と未来―オリンピック・パラリンピック2020以降を見据えて」はYouTubeにてアーカイブが公開されています。
田島悠史(宝塚大学 東京メディア芸術学部講師)さんの発表は、アートマネジメントや地域アートに携わる方必見です。実践に基づいた地道で情熱的な研究に、刺激をいただきました。