地球上から月の裏側を直接観測することは永久にできない。地球をこの世の社会と例えるなら、私は月の裏側で生きている感覚を抱く。ホットケーキの裏面のような取るに足らないであろう私の生活。もしかすると、百年後とかにわざわざ鑑賞されるかもしれない主婦現代美術家 犬飼沙絵の作品をチラッとだけお見せします。宇宙旅行気分でどうぞ。
会期:2月10日(土)-2月25日(日) 11:00-16:00
※2月13日(火)-2月15日(木)休み
ワークショップ:
①2月11日(日) 「家事はアート 毛玉採り」11:00–16:00
参加無料、予約不要、毛玉だらけの服を持参お願いします。
アーティストによる毛玉採りイメージドローイング
②2月12日(祝月) 7:00–10:00「作品の中で、おむすび結んで、朝ごはんを食べる」
18歳以下無料、大人500円、予約不要
プロフィール:
犬飼沙絵 Sae INUKAI
奈良県生駒市在住。「日常」と「表現」をクロスオーバーさせ、生活を作品へと変換させるにはどうしたらいいのかと考えている。自身も「主婦」と「美術家」を行き来しながら、制作を辞めずにいる。宮澤賢治の‘職業芸術家は一度亡びねばならぬ 誰人もみな芸術家たる感受をなせ’(農民芸術概論綱要より)を胸に、自分が第一鑑賞者となり、周囲の人が制作状態になるような仕掛けを企む、巻き込み型のパフォーマンスをメインとする作風。
千のおうちプロジェクト https://s-e-n-n.jp/project/